男前オンナ 1995年の日本女子


1995年は世相的には社会不安がピークに達した年だった。

1月17日には阪神・淡路大震災があり、全豪オープン参加中の

沢松奈生子の家は全壊した。

追い討ちをかけるように3月20日には地下鉄サリン事件

発生した。

日本全国が不安の塊の中に存在してるかのような年だった。

そんな不安に満ちた日本を希望の松明で灯した11人の

日本女子が全豪オープンに集ったのである。

その11人とは、伊達公子、沢松奈生子、神尾米、長塚京子

杉山愛、雉子牟田直子、宮城ナナ、平木理化、遠藤愛、長野宏美

吉田友佳である。

なんと、128人中の11人を日本女子が占めていたのであった。

さて、その成果は?




一時は棄権して帰国するとまで言った沢松は

ウィンブルドンの覇者で叔母の沢松和子

良い成績を残し被災地の人を勇気づけるのがプロとしての貴方の仕事

と励まされ、心に集中力を取り戻し、

全豪ベスト8に輝いた。

3回戦では、伊達公子まで破る勢いだったのである。

帰国後、その賞金を被災地に寄付をし、プロの使命を果たした。

その年の沢松は世界14位にランクされた。

真の男前オンナである。

一方、伊達公子フレンチオープンでベスト4

ウィンブルドンでベスト8を達成、世界ランキング4位となり

トップ3が目前に迫った。

この時点では翌年のグラフとの死闘を誰も予測する事が

できなかった。

女子の躍進に刺激されたのか、松岡修造はこの年、

日本男子64年振りの

ウィンブルドンベスト8に輝き

野球界では野茂大リーグ新人王を獲り

不安に満ちた日本国民を勇気づけたのは

永遠に記憶されるであろう。





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タグ:男前オンナ
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