奈良くるみVS波形純理$25,000 十勝帯広国際女子オープンファイナルその3

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第1セット第5ゲームで2-3とした奈良くるみ選手

第6ゲームから第8ゲームまで

3連続奪取(第5ゲームを含めれば4連続奪取)

ゲームカウントは、5-3となり

その流れを完全に変えたかと思われた。

第9ゲーム30-40(波形サーヴィスゲーム)

セットポイントを握った奈良くるみ選手のリターンは

波形純理選手、渾身のサーヴィスにショートとなり

1,2,3、のストロークカウントで

オープンスペースにウィナーを放たれ

デュース。

この後、もう一度デュースとなるが

このゲーム、一度もアドヴァンテージを

奈良くるみ選手は握る事はなかった。

この時、風は微妙に奈良くるみ選手にとって

向かい風となり

そのリターンの威力を徐々に奪っていく。

奈良くるみ選手サーヴィスの第10ゲームも

同様の展開となり

2回のデュースを繰り返した後

ゲームカウントは5-5

11時24分に始まった第1セットは

13時を超えても終わる気配は見られなかった。

第1セット第11ゲーム。サーヴァー波形純理選手。

このゲーム、現在、日本で行われるITF審判のレベルを

如実に示したゲームとなった。

3ストローク目、デュースサイドに

ダウンザラインを放った波形純理選手。

誰の目にも明らかなウィナー。

しかし、ラインズマンコールはアウト!

思わず波形純理選手。

次の言葉を叫んだ。

嘘!

この言葉を発すると同時に

ネットに詰めよった彼女。

主審がオーバーコールをしないと見るや

あっさり引き下がったのは立派だった。

しかし、彼女の心にはわだかまりがあったのだろう。

0-15となった第9ストローク目。

同じダウンザラインをデュースサイドに放つも

またもアウトコール。

私はこの時、観戦ノートに

(インかも?)と書いている。

これでこのゲームにおける波形純理選手の

マインドは壊れてしまったのであろう。

0-30の場面で今度は

アドヴァンテージサイドにダウンザライン。

これもアウトとなり

この第11ゲームは奈良くるみ選手の手中に落ちた。

だが、第12ゲームでは

折れた心の翼は見事に復活し

厳しいデュースを乗り越え

波形純理選手は第12ゲームをものにし

6−6のタイブレークに持ち込んだのである。

第13ゲーム、奈良くるみ選手は

2回のダブルフォルトを繰り返し

6-6の展開までもつれ込む原因をつくる。

何度も浜岡トレーナーを振り返り

その度に、パン!とクラップ音を両手で

鳴らされながら喝を入れられていた。

9-7で決着がついたこの第1セット。

どっちが取ってもおかしくないセットだったが

取り切った奈良くるみ選手。

その表情に笑顔はなかった。

この時点で13時40分。

あと2時間この試合が続くとは

誰が予想できたであろうか?




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posted by テニスハート at 2009年08月15日 | Comment(1) | TrackBack(0) | $25,000 Obihiro-Tokachi 2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まさに マインドの世界ですよね
たった一人で 諦めず・投げ出さず・焦らず一試合の中で 戦っていくのですから
凄い精神力です

だからこそ 此処まで到達できたのでしょうね
Posted by チョビ at 2009年08月17日 00:43
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